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創造し続けよう、必要不可欠な未来を。 IXI公式note、はじめます

はじめまして。IXI(イクシィ)公式noteを運営しているエンゲージメント推進室です。

突然ですが、皆さんはIXIという組織をご存知でしたでしょうか? ひょっとしたら、知らなかったという方も多いかもしれません。そんな皆さんに、IXIのことを少しでも知ってもらいたい。このnoteを読んでくれた方の中から、将来ビジネスパートナーとして一緒にプロジェクトをしたり、IXIのメンバーとして共にお仕事したりできるような人と出会ってみたい。そんな思いから、このたびIXI公式noteを立ち上げることになりました。

IXIって何ですか?

事業を通じて社会の課題を解決し、よりよい社会を作る。そんな理念のもと、オムロンから生まれた新規事業の専門組織が、私たちIXI(イクシィ:Innovation eXploring Initiative)です。

オムロンといえば、皆さんの生活に身近な体温計や体組成計、電子血圧計などを思い浮かべる方もいるかもしれません。ご家庭向けのヘルスケア機器のイメージが強いかもしれませんが、実は創業以来ずっと、事業を通じて社会的課題を解決することをミッションとして掲げてきた会社で、工業用機器から社会インフラまで、社会に役立つ様々な事業を行っています。先ほどのヘルスケア機器の事業も、医療現場の課題に対して、ご家庭で体調をセルフチェックし、重症化を未然に防ぐ、予防医学の文化を確立したいと願った創業者・立石一真の想いが背景にありました。私たちIXIは、彼の意志を引き継ぎ、これからの社会に求められる事業の創造と、そのための仕組みづくりに取り組むため、2018年に創設された事業創造のプラットフォームです。

遡ること今から約1年前、広報活動や採用活動の一環として、IXIという組織独自のコミュニケーションやブランド像を考えるプロジェクトが発足しました。長い時間をかけてメンバーと議論を重ねながら、私たちの事業や組織について、皆さんにより深く知っていただくためのコミュニケーションを策定しようという試みです。

ここから先は、そのプロジェクトを簡単に振り返りながら、IXIのことをもう少しだけご紹介できればと思います。そして、IXIについて一人でも多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。

IXIメンバーへのインタビューも実施

組織としての共通言語をつくる

まず取り組んだのは、IXIとしての共通言語をつくることでした。IXIでは現在、約100名のメンバーが新規事業に取り組んでいます。それぞれが大きな使命感を持って事業を推進しているのですが、まだ創設数年の新しい組織であることや、異なる複数の領域の事業に取り組んでいることなどから、IXI全体としての目指す姿や組織としてのあり方を、メンバー全員の共通言語として語れていない状況だったのです。

それは広報活動や採用活動においても大きな課題でした。社会的に意義のある事業に並々ならぬ想いを持って取り組んでいるにも関わらず、それを自分たちの言葉でしっかりと語れなければ、世の中に対してIXIの魅力を届けることができません。自分たちの共通言語をつくることこそ、このプロジェクトの第一歩だと感じていました。

このような背景から、まずはIXIで事業を推進しているメンバーにインタビューを実施。それぞれがIXIをどう捉えているのかを明らかにしながら、「IXIで働く意義」「IXIでできること」「IXIらしい人財」などについて、ディスカッションを行いました。それぞれの想いを少しずつ形にしながら、根幹となるコンセプトスローガンを検討。さらに、そのコンセプトを多くの人に伝えられる言葉として、ブランドステートメントを策定しました。この記事のタイトルにもなっている「Explore Essential Futures. / 創造し続けよう、必要不可欠な未来を。」という言葉には、ひとつ、またひとつと、これからの社会に必要不可欠となる事業を創造し続けるという、私たちIXIとしての約束の想いが込められています。

IXIのコンセプトスローガン
IXIのブランドステートメント

物語を通じて、IXIを紐解いていく

私たちが取り組んでいる事業や組織について、メンバー誰しもが社内外で語れるようになるために、IXIのブランドストーリーも策定しました。私たちが大切にしている考えをまとめた、一冊の物語のようなものです。

ちょうどコロナ禍も落ち着き始めた頃だったので、数十人規模でのワークショップを開催。さまざまな角度からIXIを捉え、個人の想いを掘り下げながら、グループごとにディスカッションやプレゼンテーションを行いました。

リモートでの参加者も含めたワークショップを開催


ワークショップの中で出てきたコメントやキーワードから、IXIという組織・ブランドの輪郭づくりのヒントとなる気づきやエッセンスを抽出。数ヶ月に及ぶプロセスを通じて、ひとつのストーリーに仕上げていきました。

また、IXIならではのブランド像を表現するために必要なものとして、ロゴをはじめとするブランドアイデンティティも同時に検討し、私たちを示す旗印となるようなデザインを制作しました。

IXI ブランドストーリー

IXIの情報をひとつの資料に

続いて、IXIに興味を持ってくれた方に理解を深めていただくための会社紹介資料を作成。組織のカルチャーや採用に関する情報も記載し、いわゆるカルチャーデックや採用デックとしても使えるものにしました。まだまだブラッシュアップの余地はあるものの、新規事業におけるIXIならではの考え方や事業開発の仕組み、取り組んでいる具体的な事業などについて、より詳しく知っていただける内容になっています。

コンテンツを作成するにあたっては、IXIに所属する全メンバーにアンケートを実施。社員が考えるやりがいや、IXIでの働き方のほか、経歴やプライベートに至るまで、メンバーの情報を少しでも多くお届けできるようにしました。採用の現場でよくいただく質問や、皆さまへのメッセージも記載しているので、IXIに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひご覧になってみてください。

IXI Introduction as of 2024(採用デック)

公式noteを通じて発信していくこと

ここまでプロジェクトを進めてきた中で、まだ暫定的な部分もありますが、こうして公式noteも始めることになりました。IXIが推進している新規事業や組織カルチャーなどについて、現場の担当者へのインタビューなどを通じた生の声をお伝えしていく予定ですので、ぜひご覧ください。

挑戦は、まだ始まったばかり

尽きることのない社会的課題に挑戦し続けるための創造的な実験場。それがIXIです。大きく複雑な社会的課題領域での新規事業創出というのは、とても難しいことではありますが、そのぶん他の企業や組織には無いような情熱と仕組みづくりを武器に、今日も必要不可欠な未来を探求し続けています。何度も壁にぶつかりながら、チャレンジを続けていく大変さはありますが、こうしてこの記事を書いている私自身も、人生をかけて取り組めるやりがいのある仕事だと感じています。

あなたも、これからの社会を私たちとともに考え、創り上げていきませんか? この記事を読んでくださった方々と、社会的課題に挑む事業の現場でお会いできることを、今から楽しみにしています。

これからどうぞよろしくお願いします!


オムロン株式会社 イノベーション推進本部(IXI)については、以下の公式ページをご覧ください。